知人から、沖縄でしか作ることができないサンゴで焙煎したコーヒー豆を頂いたため、サンゴ焙煎の味わいや製法などを紹介させていただきます。
今回、頂いたコーヒー豆は35 COFFEE(スリーファイブコーヒー)という沖縄にあるコーヒーショップのサンゴ焙煎コーヒー豆です。商品名は、O.L.T SPECIAL(粉)です。
サンゴ焙煎とは

コーヒー生豆を焙煎する際、焙煎機を用いたり、直火や炭火などで焙煎するのが一般的ですよね。サンゴ焙煎は風化して骨格だけになったサンゴを200度以上に温めて焙煎するというものです。そのサンゴ焙煎は、沖縄県でしか作ることができません。なぜなら、沖縄県のサンゴは骨格だけになったものも含めて沖縄県の漁業法により、県外への持ち出しが禁止されているからです。
サンゴ焙煎コーヒーの味
サンゴ焙煎コーヒーを実際に飲んだ感想をレビューします。
予想
まずはパッケージを見て味を予想してみます。

今回頂いた35 COFFEE / O.L.T SPECIAL(粉)のパッケージ裏面には、生豆原産国がインドネシアとコロンビア、ブラジルと記載がありました。ちなみに「O.L.T」は、Okinawa Life Treasureの略です。おおよそのコーヒーの味わいを予想すると、ブラジルの豆をベースに、苦味をインドネシアの豆で加え、コロンビアの豆で甘さやコク、さらにフルーティーさを表現したバランスがとれたブレンドであると予想しました。ですが、サンゴ焙煎でどれほど味や香りに影響があるのか、実際に飲んでみます。
実際に飲んでみた結果
まずは封を開けてみましたが、見た目はいたって一般的な焙煎したコーヒー豆です。ですが、とても驚きましたが、なんとも上品な潮風のような香りがするのです!沖縄のビーチを感じられるような香りです。サンゴ焙煎は香りだけでいえば、一般的な方法で焙煎したコーヒー豆とは全然違うことが分かります。

実際に飲んでみた感想は、これまで飲んだことのないカラッとした上品な味で、磯臭さはなく沖縄の潮風の香りが鼻から抜けるような、これまた上品な香りでした。後味はマイルドです。
一般的な焙煎との違い
一般的に様々な焙煎方法のうち、焙煎機を用いてコーヒー豆を加熱する方式では3種類に分類できます。直火式、熱風式、半熱風式の3種類です。焙煎する際は、200度前後の熱でコーヒー豆を加熱します。サンゴ焙煎は公式サイトを確認すると直火式または半熱風式であると予想できます。
35 COFFEEの取組み
35 COFFEEでは、35シリーズの売上から3.5%を拠出して、サンゴ再生活動(ベビーサンゴを移植する活動)をしています。サンゴ焙煎コーヒーを飲むことで、サンゴを再生する活動を応援できるなんて素敵ですよね。
日本には約400種のサンゴが生息しています。特に沖縄県近海には色鮮やかで美しいサンゴが生息し、世界的に見ても数多くの種が生息しています。その数は日本に広がる造礁サンゴの約80%に上ります。
海の中の生態系や人間の暮らしを支える沖縄県のサンゴも、近年その数を減らしていることが大きな問題となっています。
引用元:DMMかりゆし水族館(沖縄近海のサンゴとその現状)
沖縄では、サンゴの減少が大きな問題となり、サンゴを再生するため様々な活動が行われています。サンゴ焙煎コーヒーを飲むことで、サンゴ再生活動を応援できるのであれば、私もギフトやプレゼントを送る際には、サンゴ焙煎コーヒーを贈りたいです。
35 COFFEEの公式サイト
35 COFFEEの公式サイトはこちら。オンラインショップも行っています。公式Instagramはこちら。
35 COFFEEのショップ一覧
ドン・キホーテ国際通り店 2F
モノレール旭橋駅店
おきなわワールド店
35 COFFEEのサンゴ焙煎コーヒーを購入できる場所
- 那覇空港駅店(那覇市)
- LCC那覇空港ターミナル店(那覇市)
- 首里駅店(那覇市)
- ドン・キホーテ国際通り店(那覇市)
- モノレール旭橋駅構内(那覇市)
- おきなわワールド園内(南城市)
購入できる店名をクリックするとGoogle Mapで場所を確認することができます。情報が古くなっている場合がありますので、訪れる際は、事前にお問い合わせください。
35 COFFEEのオフィス
オフィス名をクリックするとGoogle Mapで場所を確認することができます。情報が古くなっている場合がありますので、事前にお問い合わせください。
さいごに
沖縄県に観光で行かれた際は、とても珍しいサンゴで焙煎したコーヒー豆を使って淹れた特別なコーヒーをぜひ楽しんでいただきたいです!沖縄旅行のお土産にもぴったりですよね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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